一条工務店に決定する前に、並行して検討していたハウスメーカー(以下K社)がありました。
全国展開しておらず、それほど知名度もないところでしたが
高気密高断熱を売りにし、私達の地域では一条工務店と競合するメーカーでした。

一条工務店に決めたのは前回の記事のとおり、フィーリングの部分がありましたが
それまでにある程度一条工務店に傾く要因がありました。

・断熱性能を考えると窓の性能は重要である、
・せっかく高額な家を建てるなら外観から高級感が欲しい、
・無理をして建てることになるだろうからメンテナンス費用は抑えたい、 

との理由から、トリプルサッシやハイドロテクトタイルへの関心が高まっていたのでした。

一度はK社にトリプルサッシやハイドロテクトタイルを追加装備することも検討しましたが
やはり標準外のため大幅な費用アップが見込まれ、現実的ではないと認識したものです(+_+)。


さて、性能面では右に出るものがない一条工務店に加えて、なぜK社を検討したのか?
理由は、性能の高さもありましたが、設計の自由度が高くておしゃれな家が建てられそうだと思ったからです。

K社ではバス、トイレ、キッチンなどを、いわゆる住宅設備メーカーのものから選ぶタイプ
であったため、標準品はあるものの、何でもできる、感がありました。


一方、一条工務店はi-cubeかi-smartを考えていましたが、
性能の高さは認めるものの、デザイン面での物足りなさがあったのも確かです。
例えば、、、

・2×6ならではの間取りの制約がある
・キッチンの色が好みとは異なる(強いて言えばホワイトかな、といった消去法的選択)
・オープンすぎるキッチン(コンロの前くらいは壁が欲しい)
・ドレッサーが広くても男性と化粧をする女性が同時に使いにくい
・和室に吊収納が付けられない
・高天井にできるが、住宅設備がそれに合っていない


特に1つ目は設計が始まってからは、痛感しました。

それをすべてクリアーにしてくれたのが、グラン・セゾンだったのです。 そんなわけないのですが、まるで 私達のためにこのタイミングで発売された ような気さえしたのでした。